インターネットの普及に伴い、私達のビジネスシーンは想像を超える急変を見せ、それは経済社会全体がフルチェンジを果たしたと表現しても大袈裟では無い程でした。中でもIT業界と称される分野に於ける起業家の急増はめざましく、法改正に伴い会社設立に際してのクリアすべき条件が大幅に軽減された追い風にも乗り、日本国内の総法人数は急増を続け今日に至っています。

こうした世の中の動向を巧みに見据え、会社設立をヘルプするサービスを主業務と謳う専門業者も続々と登場から、会社登記に際して必要な諸手続きなどを全て代行するなど、所定の費用を支払えば労せず会社の代表になれる、そんな風潮も半ば当たり前となっているのも現実です。ですが自らが何を為すべきなのか、今現在の立ち位置はどうなのかなど、起業家として経営者としての自身を理解せぬままの船出は危険極まり無く、その後の経済社会の荒波を乗り越えて行く上で、初期段階での覚悟と勉強と経験不足が否めません。起業とはあくまでスタートラインに到達するまでの作業であり、そこから先は自らが責任者として自社の舵を取って行かねばならないのが、本来の会社設立であり経営なのです。

ここでは以下、会社設立を志される全ての皆様に向け、税理士という心強い存在を視野に入れていただくメリットと、税理士への相談の重要性についてお話させていただきます。数多くの分野で「簡単」「手軽」「速い」が重宝される傾向が顕著な昨今ですが、会社なる法人組織の運営責任者に名乗り出られる皆様に関しては、必ずしもその限りではなく、こうした覚悟と心構えの再確認に際しても、税理士とのコミュニケーションが大変有意義です。


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