例えば志を1つにする数名で会社設立を実践する場合、何らかの相談事を持ち掛ける相手も、まずは必然的に同志間となります。腹を割った意見交換が叶う人間関係に基づくプロジェクトだからこそ、時に激しい議論からの意思統一確認が可能ですが、自分達が有さぬ専門知識や、異なる視点から見た斬新な意見などは正直期待薄となるのも現状です。結果として自分達の足並みが揃っている事への安心感の確認作業の繰り返しとなり、時に誰のせいでもなく、大切なポイントを見過ごしてしまう確率もゼロとは言えません。

対して絶妙の距離感でアドバイザー的な役割を担う税理士が存在していれば、あくまで1歩引いたスタンスから、専門家の視点に基づく意見やアドバイスを仰ぐ事が可能です。税理士からの予期せぬ指摘や助言を同志間で議論すれば、そこから新たな気づきが生まれる可能性は十分以上です。

税理士からの助言は単にとある事象の正誤を指摘する、あるいは一方的な指南を届けるばかりではありません。主役すなわち起業家である皆さんにとって「ヒント」「宿題」となる提案もまた、深い専門知識と豊富な経験値に基づき、皆さんの現状を冷静に観察確認している税理士だからこそ届けられる、会社設立に際しての「宝物足りうる言葉」なのです。


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